DISC REVIEW (平成8年8月1日)
枯葉/大原保人スーパー・ジャズ・トリオ
日本クラウンの”JAZZに魅せられて”シリーズはユニークな企画だ。既に北村英治、松本峰明とリリースして、この大原の作品となる。若手の活躍が目立つ”Jジャズ”のレコーディングが流行るなかで、オーソドックスなベテラン日本人を録音していこうというのだからビックリする。しかも知名度の低い松本や大原に注目するなど、”ジャズに魅せられて”のタイトル通りだ。本作を聴いて、懐かしいサウンドとジャズ喫茶全盛時代の香りがイッパイなのに狂喜した。今は失われたベテランのこの味は貴重だ。大原は48年生れ。芸大を出、シャープス・アンド・フラッツに在団。現在は千葉を中心にピアノ・トリオで活躍しながらクラブ経営等の音楽関連事業で成功しているという。嬉しいではないか。パウエル派ハードバップ・ピアノあり、テディ・ウイルソン風スイングありで、もうこれは名人芸だ。ピアノ・ジャズの良質な部分を、今に伝えるプロの芸を十分堪能させられた。
\2,800
大原保人スーパー・ジャズ・トリオ/枯葉
Yasuto Ohara Super Jazz Trio/Autumn Leaves
CDの注文をしたい方
ただし、送料は自己負担になります。